こんにちは、ゆうです。
今回のトピックは商品を購入する価値・基準についてです。
無駄なものを購入しないためのちょっとした節約の考え方になります。
最近、スーツの整理をしました。
整理してみると、10着以上のスーツがあり、今考えるとこんなに要らなかったなと後悔しています(笑)
過去の自分はどうして無駄な買い物をしてしまったのかと考えた結果、商品を購入するための観点が整理されておらず、考えなしに購入してしまったからではないかと思いました。
コロナ前は仕事で客先常駐することもあり、夏用、冬用で7着ずつぐらい所持していました。
当時の私はなぜか5着分揃えて各スーツ週で1回着るということにこだわりを持っていました。
同じスーツしか着ていないと思われるのが嫌で、せめて週1回で着回しすればいいかなと思っていました。
しかし、今考えるとそんなに購入する必要があったのかと疑問に思っています。
ちなみに年代別のスーツ平均所有数は3~5着が多いそうです。この統計から考えると、購入しすぎたなと感じました。
私の場合、仮に1着約4万円だしても、スーツだけで約56万円もかけています。Σ(・□・;)
サイズが合わなくなったことで購入したことを差し引いても無駄だなと思っています。
商品購入の価値判断
スーツを題材に話してきましたが、こういったケースは全ての購入品にも言えると思います。
だからこそその商品が本当に必要なのかどうかの判断するための基準を設定しておくことがよいと思います。
この判断基準は人によって、違ったものになると思いますが、私は以下の観点から商品価値を判断しています。参考にしてみてください。
- ・利用目的は何なのか
- ・どのくらいの期間利用・消費するのか
- ・維持費はどのくらいかかるのか
- ・1回当たりの利用料・費用はどのくらいなのか
- ・利用したことによる得られる効果・メリット
- ・代替できるものがあるのか
- ・同一のものがないか
他にも判断基準があれば、更新する際に追記いたしますが、基本的には上記の項目で判断しています。
実際にどのように考えているのか、先ほどスーツを例にとっていたので、そこから考えてみましょう。
商品購入判断のケース
前提(スーツ購入)
- ・6万円
- ・秋冬用の黒スーツ
- ・ほかの秋冬用の黒スーツを他に2着ほど所持(1年前に購入)
- ・高級ブランドの安売り商品(ゼニアやレノマを想像していただければと思います。実際にネットで購入したことがあります。)
- ・会社ではスーツが基本正装
- ・週で1~2回ほど着用
判断例
利用目的は何なのか
→社会人としての正装。会社ではスーツ着用が義務付けられている
どのくらいの期間利用・消費する想定か
→10月から3月までの6か月間着用し、2年ほどで買い替える想定。
維持費はどのくらいかかるのか
→月2回ほどクリーニングに出す予定。クリーニングにかかる費用は1回1000円のため、月2000円。
それ以外は費用は掛からない想定。
1回当たりの利用料・費用はどのくらいなのか
→初期費用(スーツ代金購入価格)が6万円でクリーニングが年間で1.2万円かかる想定なので、2年で8.4万円
年間26回(週1回、1年での着用期間を26週間と想定)のため、1回あたり約1615円
利用したことによる得られる効果・メリット
→会社として義務付けられている。通常のスーツと違い、高級感があるため、社内やお客様に対する印象を良くすることができる。また、オーダーメイドではないものの、サイズが合えばお得である。
代替できるものがあるのか
→1着3万円ほどの普通のスーツやオーダーメイドのスーツなど
1着3万円のスーツの場合、2年で5.4万円となり、1回当たり約1038円。今回購入を検討している商品との差額は1回あたり約577円。
オーダーメイドのスーツの場合、5~10万円で高級な生地を使うとプラス2~3万円なので、中央値を取り、1着9.5万円と仮定。(あまり安いとオーダーメイドにするメリットがないので、高めに設定。)
2年で11.9万円かかり、1回あたり約2288円。
同一のものがないか
→黒の秋冬用のスーツが他に2着ほどある。もし購入するとなると黒ばかりとなってしまうため、紺色などの他の色を検討したい。
他の2着は購入してから1年しか経過していないため、すぐに買い替える必要はない。
このケースでは同一の黒スーツがすでにあるため、別の色を購入することに決めました。
購入する商品によって、購入の価値判断が違うとは思いますが、値が張る買い物をするときはいつも上記の質問をもとに考えています。
各個人の価値観の違いによって、購入を判断するための質問・観点が異なるとは思いますが、私は実用的で費用対効果が高い商品を選択するようにしています。
そのため、目的やコスト、メリットなどを中心とした観点での判断となっています。
皆さんも今回紹介したように商品購入するための観点を決めておけば、無駄な支出は減ると思います。ぜひ取り入れてみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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