こんにちは、ゆうです。
志望動機について話していきます。
実際、志望動機を書くのはかなり難しいと思います。
数社に絞る分には、書ける人は多いと思いますが、数十社も受けると考えたとかなり大変だと思います。正直、志望度が高くない企業を受ける場合でもESに一定の質がないと落ちるので、私も書くのにはかなり苦労しました。
志望動機を書く上での心構え
志望動機を書く上でのゴールは、論理的な矛盾がなく、納得させる理由を用意するだけでよいと思います。
志望動機で最低限盛り込まなければならない点は以下の2点です。
・どうしてその業界で働きたいのか?
・業界内でどうして弊社で働きたいのか?
人事担当からすれば、志望動機を通して、業界選択・企業選択でのミスマッチはないのかを確認したい意図があります。企業からすれば、当然、真面目に長期で働いてくれるやる気のある人を採用したいと思います。結局、入社後すぐに企業風土や仕事内容に不満を持ち、辞めてしまうような人は取りたくはないです。
できれば書いた方が良いのは以下の3点です。
・その企業でどのような働き方をしたいのか?
・その企業で目標を実現していきたいのか?
・その企業にどのように貢献していくのか?
上記3点は志望度高めまたは押さえておきたい企業は盛り込んでおくといいと思います。
説得力を上げる上では、もし自分がその企業に入社したらどうしたいのかを人事担当者に想像させましょう。
業界理由について
一度作れば、同業他社の志望動機を書く際に使い回しが可能です。
ただ、自分が想像している業界像と実態との乖離が大きい志望動機にならないようにしてください。
乖離が大きいと面接官から「業界像をはき違えていて、すぐに辞めそうだな」という印象を与えてしまい、落ちる可能性があります。
業界の情報は企業説明会やネットなどで収集可能なので、別途集める必要があります。
企業理由について
業界内の各々の企業の強み・弱みをしっかりと把握するようにしたいです。
手っ取り早いのは、その企業が説明会やHPでアピールしている部分を企業理由の要素として挙げておくのが無難だと思います。
例えば、グローバル化を押している企業であれば、「自分がグローバルな働き方を目指していて、その部分で御社により魅力を感じました。」
みたいに書けると思います。
ただ、安直すぎるので、もう少し情報収集をした方が良いです。
分析の観点としては、企業自体の強み・弱み、事業・経営方針、研修、キャリアステップは確認して各社ごとに表にしてまとめてみると良いと思います。
違う点・特有な点を志望動機に取り込むと
面接官からも「弊社のことを把握したうえで、どのようなことをしたいのか明確になっている」という印象を与えることができると思います。
分析の観点例
企業名 | 強み | 弱み | 事業・経営方針 | 研修制度 | キャリアステップ |
A社 | グローバル展開している | 安価な分、サービス品質が高くない | グローバル展開を進め、低価格でサービスを提供 |
・・・ |
・・・ |
B社 | 提供しているサービスの質が高い | 日本・アジアのみのため、グローバル進出が遅れている。 | 様々なニーズに応えるためサービスの質を高める | ・・・ | ・・・ |
A社を本命企業でB社を滑り止めとしたときに、上記の分析からA社では、この業界で海外の案件を携わりたいという理由で書けます。一方で、B社でも顧客満足度の観点で満足度を高めるサービスを考案・提供したいという風に書くことができます。
各々の企業を分析する上での違いを見出せれば、納得感のある志望動機になると思います。
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